ブレスコーポレーションの施設はどこにありますか?
大阪府守口市にあります。市内の4つの事業所で皆様をサポート致します。
通所で治療は受けられますか?
通所での治療も可能です。しかし、家では休めなかったり、薬を飲めなかったり、問題行動があったりなどの場合には入所治療をお勧めします。症状が比較的重く、第三者の観察が必要な方は入所をお勧めしています。
施設での生活にはどれくらい費用が必要ですか?
入所、通所によって費用は変わります。
入所の場合は月額15万円(税別)。通所の場合は1日あたり1万円(税別)となります。詳しくは「ご利用までの流れと料金」をご覧ください。
どのくらいの期間を施設で過ごしますか?
依存症回復に6ヶ月を予定しています。
職業訓練においては利用者さまの希望職によって異なります。
施設にルールや規則はありますか?
入所される方が快適に生活できるよう、ルールや規則は設けています。
施設の見学はできますか?
事前にご連絡いただければ見学日程を調整させていただきます。また、ご本人の体験入所も可能です。
強制的に入所させたいのですが
本人の同意がない入所では効果は期待できません。退所後に再度依存状態に陥ることも多いです。またご家族への不信感が残り、その後の回復に悪影響を及ぼすこともあるためお勧めはしません。
医療機関とはどう違うのですか?
当施設は、過去に依存症で苦しみ依存症を克服した経験者(ピアカウンセラー)、キャリアアドバイザーがチームを組んで医療機関と連携し、治療や回復、そして自立支援プログラムを行っています。
一方で医療機関は、精神科や臨床心理士などの専門的な学問を学んだ医療従事者のみが治療にあたります。よって、当施設では実体験に基づいた対応が可能です。また医療機関では抗うつ剤の投与など薬物による治療が行われる場合が大半ですが、当施設においては薬物投与による治療は行いません。
家族から、アルコール依存症の専門医療機関を受診するように促されましたが、納得できません。一体、アルコール依存症者とそうでない人の違いは何なのでしょうか?
ポイントは、飲酒をコントロールできるかどうかという点です。通常の人は飲み過ぎたら反省して、次回から飲み方を改めるのが普通です。しかし、アルコール依存症の場合は、少しでもアルコールを口にすると、飲み過ぎて問題を起こしてしまうことがあります。これは、アルコールをほどよい所で止める能力が無くなった、コントロール障害を起こした状態といえます。
依存をやめさせるには本人とどのように関われば良いのでしょうか?
家族が本人を監視する、注意叱責や泣き落としをする…しかし、どれも効果は望めません 。なぜなら、本人の心は依存対象物のことしか関心がなく、家族の思いが心に響く事はないからです。しかも、干渉すればするほど本人と家族の関係は悪くなり(※共依存)、挙句の果てに家族が疲弊してしまい、かえって本人の回復を遅らせてしまうことになりかねません。
逆に環境を変え、家族との距離を置くことが回復には有効です。
本人は当会のような回復施設に入所し、回復のための訓練を受け、家族はこの間に依存症という病気を知ることが重要です。

※共依存:依存症者のことを憎しみ、軽蔑しながらも突き放せない関係にあること。