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大阪でTMS治療を受ける際のポイント

大阪でTMS治療を受ける際のポイント
保険診療と自由診療の違いを正しく理解する

近年、うつ病や不安障害などの新しい治療法として注目を集めているのが、「TMS治療(反復経頭蓋磁気刺激療法:rTMS)」です。大阪でもTMS治療を導入する医療機関が増えていますが、実際に治療を検討されている方からは、次のようなご質問をいただくことが少なくありません。

  • 保険診療と自由診療は何が違うの?
  • 保険診療の方が安心なのでは?
  • 自由診療は高額なのでは?

しかし、実際には「保険診療=受けやすい」「自由診療=高額」というイメージとは異なる部分も多くあります。今回は、大阪でTMS治療を受ける際に知っておきたいポイントについて解説します。

TMS治療とは?

TMS(Transcranial Magnetic Stimulation)とは、頭部に磁気を照射し、脳の神経活動を活性化させる治療法です。特に感情や意欲、集中力に関わる前頭前野へアプローチすることが特徴で、欧米では20年以上前から治療として活用されています。日本でも2019年6月から、一部のうつ病に対して保険適用が認められました。

保険診療のTMSは実施している病院が非常に少ない

保険診療でTMS治療を行うには、次のような厳しい施設基準があります。

  • 専門医の配置
  • 特定の治療機器の導入
  • 緊急時対応体制
  • 学会基準を満たす治療体制

そのため、実施医療機関は大学病院・総合病院・一部の精神科専門病院などに限られています。大阪府内でも保険診療でTMSを受けられる医療機関は決して多くありません。

保険適用となる対象者が限定されている

保険適用の対象は、「抗うつ薬による十分な治療を行っても改善しない中等症以上の成人のうつ病」に限定されています。具体的には、次のような条件があります。

  • 18歳以上
  • うつ病と診断されている
  • 抗うつ薬を一定期間服用しても改善しない

保険適用にならないケース

以下の場合は原則として保険適用外です。

  • 発達障害(ASD・ADHD)
  • 不安障害
  • パニック障害
  • 強迫性障害
  • 適応障害
  • 不眠症
  • 18歳未満
  • 妊娠中

そのため、「TMS治療を受けたい」と思っても、保険診療では対象外となるケースが少なくありません。

治療スケジュールのハードルも高い

保険診療では、入院治療から始め高頻度の通院が必要になります。

  • 入院治療からスタート
  • 週5回、約6週間、合計30回前後

そのため、仕事を休めない・子育て中・毎日の通院が難しいといった理由で治療を断念される方もおられます。

保険診療でも自己負担は決して安くない

「保険診療なら数千円で治療できる」と思われがちですが、実際にはそう単純ではありません。所得区分や治療内容によって異なりますが、次のようになるケースもあります。

  • 1回あたり数千円程度
  • 入院費用含め総額では数万円から十数万円以上

高額療養費制度を利用できる場合もありますが、「想像していたほど安くはなかった」という声も少なくありません。

自由診療のメリットとは?

自由診療の場合、次のようなメリットがあります。

  • 入院の必要がない
  • 対象疾患の幅が広い
  • 治療計画を柔軟に組める
  • 通院頻度を相談できる
  • 治療開始までの待機期間が少ない

もちろん、医師の診察のもとで適応を慎重に判断する必要がありますが、保険診療では対象外となる方にとって一つの選択肢になっています。

TMS治療機器の性能に違いはあるの?

現在、世界ではさまざまなメーカーがTMS治療機器を製造しています。

  • アメリカ:NeuroStar(ニューロスター)
  • デンマーク:MagPro(マグプロ)
  • イスラエル:BrainsWay Deep TMS
  • 韓国:TAMAS(タマス)
  • イギリス:Magstim(マグスティム)

それぞれ、冷却システム・操作性・コイル形状・治療プロトコルなどに違いはあります。しかし、基本的な治療原理は共通しており、どの機械であっても磁気刺激を用いて脳の神経活動へアプローチする点に大きな違いはありません。機器価格の差についても、輸送費や流通コスト、サポート体制などが影響していると言われています。

当社が低価格でTMS治療を提供できる理由

TMS治療は自由診療のため、1回15,000円~30,000円程度の費用設定をしている医療機関も少なくありません。しかし当社では、次の取り組みを行うことで、1回3,000円(税抜)という利用しやすい価格設定を実現しています。

  • 補助金を活用した機器導入
  • 資本提供による設備投資
  • 障害福祉制度との連携

また、料金体系についても、次のとおり安心してご利用いただけます。

  • 高額な回数券なし
  • 一括払いなし
  • 1回ごとの都度払い

「まずは試してみたい」「自分に合うか確認したい」という方にも、安心してご利用いただける料金体系となっています。

治療前後の変化を『見える化』する精神測定

当院では、TMS治療の前後に精神測定を実施しています。次のような項目を数値化することで、治療前後の変化を客観的に確認できます。

  • 外向性
  • 情緒の安定性
  • ストレス
  • 自制心
  • 活力
  • 攻撃性

患者さまからも、「自分の変化が数字で分かるので安心できた」「改善を実感しやすかった」というお声をいただいております。

まとめ|大阪でTMS治療を受ける際に大切なこと

TMS治療を検討する際には、「保険診療だから安心」「自由診療だから高い」というイメージだけで判断しないことが大切です。実際には、保険診療には次のような現状があります。

  • 保険診療には厳しい適応条件がある
  • 実施施設が限られている
  • 通院頻度のハードルが高い
  • 自己負担額も決して安くない

一方で、自由診療には、次のようなメリットがあります。

  • 柔軟な治療計画
  • 通いやすさ
  • 継続しやすい料金体系

大阪でTMS治療を検討されている方は、ご自身の症状や生活状況に合わせて、医師と相談しながら最適な治療方法を選択することが大切です。

TMS治療だけで終わらせない「包括的なメンタルケア」

私たちは、メンタルの不調は、「TMS治療を受ければすべて解決する」というような、他力本願的なものではないと考えています。もちろん、TMS治療は前頭前野の働きを活性化させる有効な選択肢の一つです。しかし、メンタルの不調の背景には、次のようなさまざまな要因が複雑に関係しています。

  • 慢性的なストレス
  • 睡眠不足
  • 偏った食生活
  • 運動不足
  • 不安を抱えやすい思考パターン
  • 幼少期から形成された認知の癖
  • 自律神経の乱れ

そのため、私たちはTMS治療だけに頼るのではなく、次の5つの取り組みを大切にしています。

メンタル不調のメカニズムを学ぶ

なぜ不安になるのか。なぜストレスを感じやすいのか。なぜ同じことで悩み続けてしまうのか。脳の仕組みや自律神経の働きを理解することで、自分自身を客観的に理解できるようになります。

瞑想による扁桃体へのアプローチ

不安や恐怖を感じる脳の部位である「扁桃体」は、慢性的なストレスによって過活動になっていることがあります。当院では、マインドフルネス瞑想や脳波デバイスMUSE(ミューズ)を活用した瞑想トレーニングなどを通じて、心を落ち着かせる習慣づくりをサポートしています。

広角視野トレーニング

不安や緊張が強い方は、視野が狭くなり、一つのことに囚われやすい傾向があります。広角視野トレーニングによって、周囲を見る力・リラックスする力・自律神経を整える力を養い、過度な緊張状態から抜け出すことを目指します。

運動療法

適度な運動は、セロトニン・ドーパミン・BDNF(脳由来神経栄養因子)などの働きに関与し、脳の健康維持に重要な役割を果たします。散歩や軽い有酸素運動を取り入れることで、睡眠や気分の改善が期待できます。

栄養バランスの良い食事

脳も身体の一部です。栄養が不足したり、食事のバランスが崩れたりすると、脳の働きにも影響することがあります。そのため、野菜や魚・肉などを取り入れた栄養バランスの良い昼食を提供し、毎日の食事を通じて、心身の健康と回復をサポートしています。

私たちが目指しているのは「治療」だけではありません

私たちは、「治療を受けて終わり」ではなく、「自分自身で心の状態を整える力を身につけること」を大切にしています。TMS治療は、そのためのきっかけの一つです。そして、次のことを積み重ねていくことが、再発しにくい健全なメンタルにつながると私たちは考えています。

  • メンタル不調のメカニズムを知ること
  • 生活習慣を見直すこと
  • ストレスへの対処法を学ぶこと
  • 自分自身の脳と心の特徴を理解すること

大阪でTMS治療をご検討の方は、単に「治療を受ける場所」を選ぶのではなく、「自分の人生や生活習慣まで含めて伴走してくれる施設かどうか」という視点も大切にしていただければと思います。

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