TMS治療前と治療後の変化

TMS磁気治療ってご存じですか?

うつ病やパニック障害、強迫神経症の治療、また、発達障害の特性緩和にも効果が期待されている最新医療です。TMS磁気治療は米国の臨床試験でうつ病改善に効果があると証明されており、副作用もほとんどないと言われています。

以前、某テレビ局でTMS磁気治療についての特集番組が放送され、それを見た視聴者が番組内で紹介された米国のクリニックまで治療のため渡米されたということがありました。そうまでしてTMS治療を受けたいと願うほど、うつ病を患っている方は精神的に追い詰められていたことが伺えます。
TMS治療機器

TMS治療で期待できる効果は

TMS治療の効果については、うつを発症して薬物療法で改善が見られなかった方の60%近くは改善するといわれています。※効果には個人差があります。

TMS治療で期待できる効果としては、うつ症状の改善以外に
・ 普段通りに仕事ができる
・ そわそわ・イライラの改善
・ 判断力の回復
・ 気分の落ち込みの改善
・ 夜の寝つきがよくなる
・ 疲労感の改善
・ 食欲の改善
等があります。

TMS治療後の精神状態判定結果

数値でみるTMS治療後の変化

この図は、うつ病で動けなくなってしまった方が当事業所へご家族に連れてこられた際、TMS治療を受ける前と受けた後に精神状態を測定した結果です。
測定には精神自動判定システム「メンタルチェッカー」を使用しています。

測定集計表は左から
「攻撃性」「ストレス」「緊張」「疑心」「安定性」「カリスマ性」「活力」「自制心」「抑圧」「神経質」と10のパロメーターで表わされ、周期測定により比較分析できるようになっています。

緑の折れ線がTMS治療前で、赤の折れ線がTMS治療後です。

TMS治療前の特徴は、「ストレス」が平均値を上回り、「緊張」も高い数値です。また、「安定性」「カリスマ性」「活力」「自制心」が平均値を大きく下回っており、脳の前頭前野の機能が著しく低下していることがうかがえます。

しかし約15分のTMS治療を受けた後は、「ストレス」「緊張」が下がり平均値内に治まりました。しかも、「安定性」「カリスマ性」「活力」「自制心」が大きく上昇し平均値内に治まったのです。

まさしく脳の前頭前野の機能が向上した結果でした。ご利用者さん自身、自律神経が整ったためか発汗して代謝が上がったのを実感されていました。

TMS治療は繰り返し受ける必要があります

TMS治療を1回受けるだけでは、効果を維持することはできません。1回の治療時間は15分前後で繰り返し治療を受ける必要があります。治療回数には個人差がありますが、20回から30回受けるのが一般的です。短期間で治療を進めたい方は週5回、毎日通えない方でも少なくとも週2回以上治療を受ける必要があります。

連続して治療を受けるTMS治療は。どうしても治療費が高くなってしまいます。提携している医療顧問のクリニックでは比較的安価でTMS治療を受けることができます。詳細をご確認いただき、ご利用をご検討ください。

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