rTMS治療とは
TMSは、脳に外部から刺激を加えることでうつ病や依存症などの症状を緩和する、薬を使わない新しい治療方法です。
抗うつ剤による薬物医療法の効果がなく、
長期間苦しむ患者の治療への適用が期待されています。
現在、うつ病や強迫性障害へのTMS治療がFDA(アメリカ食品医薬品局で日本の厚生労働省にあたる公的機関)で認可されています。
コイル、刺激の方法や頻度などは疾患によって異なります。
したがって、TMS治療を行う時は、適応の有無やコイルの選択、刺激頻度、実施回数などの治療方法がきちんと評価・選択されていることは重要です。
- 処方薬など薬に頼らない
- 副作用がほとんどない
- 意欲低下などを軽減できる
rTMS治療に適している方
- 数年~うつなどで悩んでいる
- 向精神薬を服用することに抵抗感がある
- 薬が効かない、薬の効果なし
- 薬の副作用がつらく、副作用の少ない治療がよい
- 薬や他の治療が効かず、あるいは効果が不十分
米では08年に認可されている
脳を刺激するrTMS療法は、脳卒中の後遺症で手足がまひした患者へのリハビリ効果を高めることにも利用されている。うつ病の治療には米国で2008年に認可され、13年には脳のより深部を刺激できる「ディープTMS」による治療も始まっている。
うつ病を対象とした脳刺激による治療としては「電気けいれん療法」が普及している。電気けいれんは、精神病症状を伴う、うつ病に効果あると言われている
欧米では導入が進んでおり、日本でも2017年に厚生労働省が医療機器として承認しています。
当社のrTMS治療の流れ
当施設は、メンタルチェック(脳波計・波動計)によって依存症回復度・神経症克服度の「見える化」に成功しました。
治療を受けている方と分かりやすくデータを確認しあいながら進める回復プログラムです。
➀メンタルチェックによる測定
メンタルチェック(脳波計・波動計)の測定により攻撃性・ストレス・自制心・神経質など10項目の精神状態が数値化し確認いたします
➁数値を基にカウンセリング
測定結果を基に一緒に確認しあいながらカウンセリングを行います。現状の問題やこれから回復へ向けてのお話をさせていただきます。
➂rTMS治療
TMSの手順では、脳の運動野と呼ばれる体にあて反応がでた領域から数センチ上方へ向かう線上にずらし左背側前頭前野(DLPFC)に「コイル」を頭上にあてます。
脳に外部から磁器による刺激を1800回~3000回加えます。
時間にして約16分程度になります。
1800回より磁器刺激が少ないと効果が期待できないとされています。
※TMSの副作用はまれですが、発作、治療部位の不快感
または頭痛が(極まれに)起こる場合があります。
➃再度メンタルチェックによる測定で効果を確認
TMS治療前と治療後でメンタルチェックの測定結果を
基に変化をご確認していただき、ご説明させていただきます。